Bill Lawrence BYI series
14歳の時にはじめて手に入れたギターがBill Lawrence BYIR-60B sun-goモデルでした。
以来、ギブソンスケール・2ハム・アーム付きがギター選択の条件となってしまい気がつけばsun-goモデルばかりを弾いていました。
同じグレードモデルでも個体差があってギターってそれぞれ個性的で同じものはないんだなと感じますね。
既に諸事情により手放した機種もありますが、ボクに音楽という素晴らしい世界に導いてくれたBYIシリーズギターを紹介します。
BYIE-180G | ![]() |
BYIR-80G | ![]() |
BYIR-60G | ![]() |
BYIR-60G(TANIGUCHI-ORIGINAL) | ![]() |
BASIC DATA
Bill Lawrence BYIシリーズはSHOW-YAのギタリスト五十嵐美貴モデルとして88年から93年頃まで生産されたといわれています。
全部で3機種あり、
BYIR-60G(B)
BYIR-80G
BYIE-180G
型式の読み方は、
B= Bill Lawrence
Y=2ハムバッキングPU
I=五十嵐モデル
R=ローズウッド またはE=エボニー
60=定価が6万円
80=定価が8万円
180=定価が18万円
G=ゴールドパーツ
B=ブラックパーツ
80を除き、フィニッシュはBLKとPWの2色がラインナップされていました。
ボディ材はアルダーまたはアッシュの2〜3pieceボディ。
ネックはメイプルオンローズまたはエボニー。
PUは名器L-500(500Lとも言う)。
ハードウェアはGOTOH製。
2Vol 1Tone 3点式(フロント ミックス リア)PUセレクターという基本構造に、
60はシンクロブリッジ・ローズ指板。BLKフィニッシュはゴールドパーツでPWフィニッシュはブラックパーツ。
80はフロイドローズブリッジ・ローズ指板
180ではセットネックになり、指板がエボニー、シェルインレイ、スコーピオン装飾(ホワイトフィニッシュではゴールドラメ)・アーチドトップボディ、PUセレクター及びアウトプットジャックの位置が異なるなどの違いがあります。
また、生産時期によりトラスロッド形状の違いや、ヘッドのBill Lawrenceロゴがゴールド書体にシルバー縁取り・ゴールド書体にブラック縁取り・ブラック書体にゴールド縁取りがあることを確認しています。
当時、L-500の定価が2万円だったことを考えるとコストパフォーマンスに優れたギターだったと考えられます。ちなみに、BYIE-180Gのスペックと完成度からみて現在ではとても18万円では採算が取れないと思います。
Bill Lawrenceギター、、ストラトモデルにも名機が沢山あるし、復活して欲しいですよね。