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ながたデンタルクリニックの考え

自費診療と保険診療

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  • 我が国、日本では医科も含め、「保険診療」が一般的と考えられています。
  • 当然、患者様の殆どが、保険診療で当たり前!と思っているのではないでしょうか?
  • 私は、決して保険診療を否定は致しません。
  • 安価で(機能的に)十分な医療サービスを受けることができる日本国民は恵まれていると思います。
  • 当院でも、保険診療が中心の患者様も多いです。
  • しかし、保険診療とは、必要最低限な機能回復と云うことが前提で成り立っています。また、治療できる制限があることも事実です。
  • そのため、保険診療での使用材料や審美性は最低限な物に設定されています。
  • 保険診療での医療費は国が定めた料金であるため全国統一の価格設定です。
  • 昨今の医療技術の進歩により、素晴らしい治療法があるのにも関わらず、保険導入されないのには、政府の医療費削減目標があるためです。
  • 実際、必要な処置にも関わらず一度に同じ患者様に沢山の保険処置を行うことができないのです。
  • 殆どの保険歯科医院が毎回少しづつ、月をまたぎ何度も分けてしか治療が行えないのはそのような事情があります。
  • そのため、どうしても保険治療は行政の定めたルールにより処置内容によっては時間がかかってしまうのです。
  • 私も内心「この並んでいる歯を一度に治療できたら、患者様も一度で治療が済んで楽なのにな・・」と、思いながら治療することが多々あります。
  • 「本当に患者様のために、保険診療をしていますか?」
  • と問われたら、
  • 私は、正直、悩みます・・
  • 先にも述べましたが、私は保険診療自体を否定は致しません。
  • しかしながら、実際、自分自身・家族・友人の治療には保険診療はおこないません。
  • 何故か?
  • 自分にとって大事な人に、保険診療が良いとは思えない部分があるからです。
  • おそらく、歯科医師の殆どが、自分の家族には保険診療はしていないと思います。
  • 保険適用範囲内で認められている、いわゆる「銀歯」は、見た目に違和感があるだけではなく、金属イオンが体内に流出することで身体に悪影響を及ぼすことが知られています。
  • 金属イオンが身体に及ぼす影響は人によって様々ですが、場合によっては金属アレルギーによる発疹(ほっしん)が起きることがあります。
  • また、金属イオンが歯茎に沈着することによって、歯と歯茎の境目に黒い線ができてしまうブラックラインも金属イオンの弊害の一つです。
  • また、保険指定材料ではどうしても経年劣化により微小な隙間が生じることにより虫歯菌が侵入し数年後にはさらに歯を削っての再治療のケースが圧倒的に多いのも事実です。
  • 近年では身体への優しさにこだわったメタルフリー治療(金属を一切使わない治療)を全額自己負担であっても希望される方が非常に増えています。
  • 詳しくはこちらをご覧ください
  • 当院がご希望の患者様に自費診療を行うのは、高いものを売りつけたい、と言ったような短絡的な考えではありません。
  • 保険の一部負担金(残りは患者様が納めている税金ですが)からみると高額ですが、自費素材そのものの材料の値段と自費専門の技工士の先生への報酬(セラミックの製造機械も数千万円と高額です)も含めると、現在では決して医院側の技術料は高いとは言えません。
  • 自費診療を「儲け主義なんじゃないか」と思われる方もおられるかもしれませんが、実は保険治療の制限が多くの歯科医師を悩ませているのが現状です。
  • 歯科医師の多くが、最善の治療をしたいと考えていますが、保険内ではどうしても難しく制限があります。国が定める技術料の診療報酬が30年以上も据え置きのまま、変更になっていません。「この材料が治療方法が保険に適用になればよいのに」と思う項目がたくさんあります。
  • 臨床をやり続けて感じている点は、例えば、虫歯1本にしても、やはりセラミックを使って、質のよい接着剤を使えば、より自然な歯が入り、長持ちします。もちろん患者様の経済的事情もありますので、保険も自費もどちらも正確な情報を伝え、最終的な選択は患者様ご自身に委ねています。
  • 自費診療ならさらに良い治療ができる。それを伝えないまま保険だけで済ませてしまうのは逆によくないことだと考えています。患者様にいくつかの治療方法を提供するのは歯科医師としての義務だと考えています。
  • 見た目だけの問題だけでなく、患者様の身体の一部をより身体に害のないものを、長くお使い頂きたいからです。
  • また、自費の歯を作成する歯科技工士も保険技工士とは分けて自費専門の技工士の先生に作成を依頼しております。
  • これらのことから、患者様にとって分かりづらい部分で、是非とも歯科医師として主張しておきたいのは、審美歯科治療は見た目の美しさだけではなく、「虫歯再発リスクの低下」、「体への優しさ」にもつながり、結果「その歯が健康的な状態で長持ちする」ということなのです。